自分とは何者なのか…自分を知るということがヨガでもあります。
マスター・スダカー小話より~
ライオンの赤ちゃん。が牛の群れの中で育つ。大きくなるにつれて大人の牛のようになりたいと、牛の鳴き声をまねするけれど、牛のように上手く鳴けない。赤ちゃんライオンはだんだん自信を無くしていく。そこで、今度は、本当のお母さんライオンの所へ連れていく。
初めてみるお母さんライオンに赤ちゃんライオンは怯える。横でお父さんライオンが吠える。初めての威嚇に恐怖を覚え、ブルブル震えだす。弱り切ってしまった赤ちゃんライオン。
お母さんライオンが見かねて、赤ちゃんライオンをくわえて池まで連れていく。
その水に映った自分を見て赤ちゃんライオンは自分が何者であるか気づく…
外側で見ているものは、自分ではない。
牛だと思っていたから、ライオンを恐れ、
ライオンなのに、牛の真似をしようとして、できないと落ち込み、
でも、自分が何者であるか知ったのなら、恐れも、不安も要らない。
自分は自分のままでいいんだ。ということに気付く。
内側の本当の自分を知ることがヨガ。
自分を知って、ヴィジョンをもって人生を送る。
そうしたら、もうワクワクな人生しかやってこないという。
では、本当の自分とは…?どれが本当の自分?
快適な自分? 不快を持っているのが自分?
自分は、ここまでと思うことなく、ヨガを通して本当の自分に出会えますように。
0コメント