ヨガの練習をしているならば、
肉体の練習にとどまることなく、
内側の健康にも目を向けて行ってほしい。
なぜなら、ヨガの健康は
肉体だけでなく、内面、知性、感情、社会、精神的健康に働きかけていくものだから。
この6つの側面が健康であることが、ヨガの言う「健康」。
例えば、
肉体が健康でも、誰かに言われた嫌な一言で頭がいっぱいになっているとき、
正しい判断はできず、
内面は穏やかではなく、
感情は、怒りを感じているかもしれず…
そんな気持ちで誰かと話すとき、不平不満になってしまったり…
と、一つのことが色々な所へと影響している。
自分では「自分をコントロールできている」と思っていても、
身体に痛みや、不調、不眠、便秘(毎日便が出ない)などあるなら、
どこかで、肉体に負担をかけているのかも…
では、どこに気づきを持てばいいのか。
それを、ヨガは教えてくれる。
自分の不快の原因に気付くことができたら、
人間は自分を修正することができる。
(それが人間の持っている特質の一つ)
自分をより良く変えていく、
長く付き合ってきた性格を変えることは
簡単ではないかもしれないけど、
普段の「行動、言葉、思考」をちょっとだけ意識してみる。
ほんの、ちょっとだけ。
それが、自分の内側では大きな1歩となる。
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