カルマ~自分の行為が自分をつくる

カルマ

行為、行為の結果。食べること、眠ること、遊ぶこと、呼吸をすること、どんな行いも「カルマ」と言います。

カルマの結果が、今の自分に起きていること。

健康であることも、病気や不調、問題や悩みと思うことも、起きてほしくないことも…

だからこそ、今、自分が何をするかで、その次の瞬間、瞬間を創り出している。

こんな自分でありたい、人生健康でありたい、と望むなら、

今の行動を変えていくことで、可能性が広がります。

こうなりたい。と願うだけでは形にならず、その行動が今、起きていることにつながっていく。

言うならば、やった行いは全て自分に返ってくるということ。

良いことしたらそれが返って来るし、

不満、愚痴ばかり言っているとそれも自分に返ってくる。

怒りは自分のエネルギーを消耗し、

恐怖心は、内側、内臓にも負担をかけ、

不安、心配をしても消えることはなく、

どれも、思考全体にも広がっていく。

そんなとき、物事の正しい判断はできず、ミスをおかしたり、否定的になりやすい。


自分を快適にしたいと望んでいるのに、

その行為によって、実は、自分自身を傷つけていることに....

だから、ヨガの練習において、肉体の練習だけでは健康を維持することは難しく、

瞑想や、プラナヤマ(呼吸法)、クリヤ(浄化法)がある。

(肉体だけでなく、内面的、感情的、知的、社会的、精神的、6つの側面からの健康をつくる。)

自分のなかのどれが、その健康を害しているのか…

「内側の不快にしているものを手放しなさい。ストップさせなさい。」とマスター・スダカーは仰います。

その不要なものを手放すのに、

今どんな行為(行動、思考、言葉)をしているのかに気づきを持つこと。

そして、

カルマの結果(今起きていること)よりも、そこから同じカルマを作らない為に、

どう行動していくか。がとても大切。

ヨガの練習が、少しずつ、少しずつの気付きとなり

”本来の快適な自分”へと気づかせてくれるはず。


本来の自分とは....例えば、

湖の水面に映った自分の顔。

水面が穏やかで、波一つない状態なら、はっきりと自分の顔がわかる。

けれども、そこに、小石を一つ投げ入れたら、波紋が広がり、波打つ。

その水面で自分の顔はどうう映るだろうか。

心も同じ。穏やかさを保つのに、怒り、不満、恐怖心、不安が入ってきたら、波打って、

その本来の穏やかさがみえなくなる。そこにはあるのだけれど、それを見えなくしてしまう。

それを内側にとどめないこと。波紋を作って、大きな波にしてしまわないこと。

今日一日が、この先も快適であるように、

どんなときもように、心からの笑顔で行えますように。


「カルマ」現生に生み出しているカルマ(アガミカルマ(クリヤマナカルマ))と言います。



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シヴァ寺院にて、朝のヨガの練習。

YOGA Chihiro

インドから伝わる古典のヨガ。ヨガの効果効能がそのまま届く様に、ヨガのままお伝えしています。(ワナカムヨガスクール、マスター・スダカーに師事)経歴:ワナカムヨガスクール・ヴィジョンオブヨガ修了。ワナカムヨガスクール・シニアヨガPart1.2.3.4.5修了。ワナカムヨガスクール・シニアヨガ・アサナセラピー修了。ヴィアガラーサナTTC

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