インド2大叙事詩 マハーバーラタ。
物語を読んでも、その本質を理解するには、知っている人からお話を聞くのが一番。
そのストーリーの裏には、そんな意味があったのかー。と、今回の
ハタヨガ基礎講座、マハーバーラタの招待状
byマスター・スダカーの講座を聞きながら、
ヨガの聖人が書き残したその物語の意味を自分自身に当てはめる。
マスター・スダカーから聞く、戦士カルナの話は特に興味深く、面白い。
カルナの持つ「決めたことをやり抜く」精神は、
強い決意だけでなく、内側にある愛情の深さも教えてくれる。
今、現代にも大切な、心のあり方に気づかされる
誰かが言ったからこうした。
したいと思っているけど、何か言われそうだからやめる…
正しいと思っていても、嫌われたらいやだから言わない…
とか、周りに合わせてしまうことの方が多いかもしれない。
戦士 カルナは誰がなんと思っていようとも、損得でもなく、
自分が決めたこと、心から信頼している人、
そこになんの疑いもなく、
それが心からあるから絶対決めたことを変えることなく
最後の最後まで戦い、やり抜く。
自分の内側にはどんな強さがあるのだろうか…
例えば、
朝早起きする。
不満は言わない。
怒らない。
とか。一つ決めたことを毎日やるだけでも、やめてしまいたくなることがあるかもしれない。
又は、ついやってしまうこともあるかもしれない。
最後までやりきるにはどうしたらいいか,,,
それをヨガの叡智を通して、自分で見出していく。
マハーバーラタの壮大なストーリーから、お話まだまだ続くのだけど、
そのお話の中から自分がどう実践していけるのか、
カルナの強さは、誰しも内側にある。
それをどう引き出すかは、自分次第。
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